コロナの影響で飲食業界が大きな打撃を受けている現在、テイクアウトや通販などを始める店舗様が増えています。
この現状を顧みて、ECシステムを提供している会社では各々支援対応を行い、少しでも力になれるような仕組みや場の提供を行っています。
ネットショップ導入には導入コストがかかることやノウハウがなく、今回のように急を要するときにはすぐに始めることが困難なケースが多いでしょう。
テイクアウトなら、発送作業がいらずお支払いもその場で現金支払いが可能なので導入スピードが速く始めやすいというメリットがあります。
実際に、今回のコロナの影響でテイクアウトを始める飲食店様が今急激に増えています。
ここではテイクアウト支援を行っているサービスを色々ご紹介していきます
ショップカートサービスを利用したテイクアウト支援
e-shopsカートS
https://cart.e-shops.jp/lp10/takeout-ec.html
かんたんにテイクアウト用のネットショップを開設できるプランを提供している。
現金だけでなくPayPayも導入できるが現在は受付終了となっている（第２弾ありそう）
▼お薦めポイント
・初期費用０円
・2020年5月末日までのお申込みで3ヶ月無料
・最低利用期間の制限なし、販売手数料なし
・ホームページも作成されるのでいちから始める人にありがたい
▼注意したいポイント
・PC利用環境が必要
・無料期間後は更新か終了かを検討。更新する場合は月額3,500円(税込)
・来店時間の指定が1時間刻み
※改修予定との情報あり
専用のシステム環境を用意。リンクで簡単導入でテイクアウト支援
GATEテイクアウト
https://gate-series.com/solution/takeout/
テイクアウトシステムをホームページに貼り付けて簡単に導入できる。
オプションでサービスの拡張も可能。
▼お薦めポイント
・2020年5月末日までのお申込みで3ヶ月無料(※中小企業様のみ)
・販売手数料なし
・チェーン店様に便利な店舗検索やマップ検索機能がある
・オプションサービスで定期回数券やマイビジネスの活用も可能
▼注意したいポイント
・無料キャンペーンが中小企業様限定
・ホームページは自作が必要。専用フォームを貼り付けるスタイル
・ページ上に料金表がないのでまずは相談が必要（基本は9,000円/年？）
アプリでテイクアウト販売店をまとめて支援！
テイクアウトアプリmenu
https://service.menu.inc/partners/
CMで話題のテイクアウト店舗掲載アプリ
menuというアプリに店舗掲載をするかたち。
デリバリーをしているお店の紹介もしている（東京23区のお店に限る）
▼お薦めポイント
・2022年3月まで初期設定費・サービス利用料無料
・2022年3月までカード手数料も無料！
・タブレットを貸し出してくれるのでコストを抑えられる
▼注意したいポイント
・wifi環境がない場合は初期費用と通信料月額費用がかかる
・売上の振込手数料は店舗側が負担。5,000円を超えてからの振込になる。
・お店専用のサイトを作るのではなく「menu」というアプリ内に店舗がたくさんあるイメージ（モール型）
テイクアウト店の出店が可能に！大手の力で支援
楽天
https://rakutenready.com/ja/takeout/
5月7日からネットショップモールの楽天で、テイクアウト店舗の出店が可能になった。
大手ショッピングモールの集客力を利用できるのは嬉しい。
▼お薦めポイント
・2020年10月31日まで初期費用・月額費・システム利用料・端末利用料無料
・楽天の集客力の恩恵に期待。利用者はポイントを貯める・利用することもできる
・管理画面がシンプルで使いやすい
▼注意したいポイント
・カード決済手数料と入金の際の振込手数料は店舗様持ち
・カード決済手数料の固定費、注文キャンセル手数料がかかる
・解約の申し出をしないと契約は自動更新となる
テイクアウトの「情報サイト」を支援することで間接的に飲食店様を支援
ロリポップ
https://lolipop.jp/info/news/6580/
レンタルサーバー提供の会社。
テイクアウトなどの集客支援を行っている「情報サイト様」に対して無償期間を設ける。
▼お薦めポイント
・レンタルサーバーの利用料金を6ヶ月間無償延長
・姉妹サイトのカラーミー（ネットショップ作成サービス）で初期費用無料や
売上金の入金サイクルを早められるなどの支援も行っている。
・会社の別コンテンツでコロナの影響があるショップ様の紹介サービスを行っている
▼注意したいポイント
・お申込みは2020年5月末まで ※状況により支援機関更新の可能性有
・すでに契約している必要がある（申込時にIDが必要）
・事前審査を通過する必要がある。
コロナの影響で日本経済が大変な今、EC業界が力になれることはなんなのかを考え、各企業でいろいろなサポートや取り組みをおこなっています。
今回はテイクアウトに焦点を当ててEC業界の一部の取り組みを紹介しましたが、他にもいろいろな発想で支援策を打ち出している企業がたくさんあります。
まだまだコロナの影響は続きそうですが、被害を受けている中で必死に対策を考えて闘う人、それを支える人に心から敬意を。
